伝統画材の魅力発信をテーマの一つにしています。日本画材は扱いに手間が掛かる為、一般的では無くなってしまいました。しかし顔料である岩絵具は自然の鉱物等を細かく砕いて作られており、この粒子が生み出す質感は他の画材にはございません。照明の角度によって岩絵具の粒子が時より光って見える為、とても魅力に感じています。
日本伝統画材と美しい風景の魅力を現代社会へ融合させ、発信して行きたいと考えております。
又、今回は親族ゆかりの地である北海道風景を描くにあたり新たな風景との出会い・インスピレーションを個展作品に活かせる事が出来ました。