作家紹介【籔内佐斗司】

最近は暖かく、過ごしやすい日が続きますね。

さて、実はちょっと前からなのですが、籔内佐斗司先生が弊社HPの作家一覧に仲間入りしました!
今までアートフェアや百貨店などでご紹介しておりましたが、WEBからもご覧いただけます。

籔内

籔内先生は、奈良のマスコットキャラクター「せんとくん」の生みの親としてもおなじみ。
元々は仏像の修復にも携わっており、現在は東京藝術大学「文化財保存修復」の教授でもいらっしゃいます。
日本の仏教的・東洋的な自然観を取り入れた作品たちは、豪快で味わい深く、でも本質にある優しさと暖かみが感じられます。

今回は最近入った新作ブロンズたちをご紹介。
ブロンズは原型である木彫をもとに造られた作品です。
籔内佐斗司ブロンズH245×165×140mm大当たり童子(背面)
それぞれ、先生が直接サインとエディションナンバーを書きこんでいます。
もちろん桐箱つきです。

籔内佐斗司木ブロンズ打出のね吉
「打出のね吉」 88体限定

こちらは今年の干支、「子」の作品。
打出の小づちを抱えている様がなんとも可愛らしい作品です。
打出の小づちは、日本の説話や昔話に登場している宝物のひとつ。
隠れ蓑、隠れ笠と並び称されており、福を招く宝物であるとも言われています。

籔内佐斗司ブロンズ子
「子」 300体限定

こちらも今年の干支の新作。
おきあがりこぼしとなっています。

ブロンズ作品-50
「こぼすな童子」 10体限定

お手洗いの神様、こぼすなさま。
お掃除道具を持って「こぼすな~」と見張っているような表情がなんとも良いです。

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籔内佐斗司

籔内佐斗司

【せんとくん】を生み出したことで知られる、日本を代表する彫刻家・籔内佐斗司。東京藝術大学文化財保存学研究室の教授を勤め、仏像の修復や復元など、仏像研究に深く関わっており、近年では唐招提寺、西大寺にも仏像を奉納するなど、その高い技術と知識で美術界への貢献を続けており、東京芸術大学大学院教授を退任後、奈良県立美術館の館長にも就任いたしました。   日本で脈々と引き継がれる叡智と活力から来る日本人の底力【やまとぢから】をテーマに掲げ、ユーモアとパワーが一際目立つ童子をモチーフにしております。伝統的な寄木造という仏像制作の技法を用いて木曽檜を彫刻し、漆を塗り、日本画の顔料で彩色をした木彫作品と、Art for the publicと題し、全国に設置されている氏の作品と同様の技法で制作されたブロンズ作品を制作しております。