虫や小動物や植物など身近にある小さい世界をモチーフに、それらを記録の中の風景や感覚に基づいて再構築することによって、写実的な表現の中にどこか懐かしさを感じる作品を目指しています。 それは、幼少期にはただただ夢中に観察し、身近にある小さい世界を発見していました。大人になって慌ただしい生活の中で忘れてしまった感覚を思い出すきっかけになればと思っています。(原田武)