丹波立杭へ行ってきました!

9月の神戸アートマルシェ終了後、上中剛司先生の作品が生まれる場所「兵庫県篠山市丹波立杭」にお邪魔しました!

遅ればせながら(^^;)ご紹介させていただきます。

その日のメインは先生のアトリエにて陶芸体験。
その前に町の「登り窯」を見せてもらいました。
登り窯とは焼き物等を大量に焼成するために炉内を各間に仕切り、斜面等を地形を利用し重力による焼成ガスの対流を利用して炉内の各製品を焼成時の一定に高温に保てるよう工夫された窯の形態のことです。

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国内にもいくつかあるのですが立杭の登り窯は明治28年に造られた、全長47メートルもあるもの!

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この穴の中に作品を入れるそう。
焼成時間は約60時間。その間ずっと昼夜兼行で火が絶えぬよう作業が続けられるそうです・・!

続いて丹波伝統工芸公園、「陶の里(すえのさと)」にも連れて行って頂きました!
こちらには丹波焼にまつわる様々な複合施設が入っており伝統会館など丹波の歴史を知ったり、陶芸教室も開かれており楽しむことができます。
上中先生の作品が置かれている「窯元横丁」へ。
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展示の仕方もとても素敵・・・。
神戸アートマルシェのポスターも飾ってくださっていました(^^)
上中先生の作品以外にも様々な窯元の作品が展示販売されており、焼き物好きにはたまらないと思います!
丹波焼は同じ土を使っても釉薬や灰、窯の種類によって色々な表情の作品に仕上がります。
そこが見ていてとても興味深いです。

陶の郷を堪能した後、上中先生のアトリエへ。

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お庭にある登り窯

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アトリエ。普段こちらで作業しているそうです。

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アトリエの一角にも展示販売のスペースがありました。
立杭は丹波焼の作家さんの窯元が60件ほど近くあります。
まず陶の里へ行きお気に入りの窯元を見つけ、色々な作品を見るために実際に窯元へ行く方も多いそうです!

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そしていざ陶芸体験スタート。
塩野(代表)はカレー皿を作りたいとのこと。カレー皿のような形態はお皿の深さなど調整が難しいそうです(*_*)
上中先生に力添え頂きながら苦戦しつつ・・・

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完成!

今回実際に体験させていただいて、土の扱いというものはとても難しいと感じました。
指の少しの加減でぐにゃっと曲がってしまったり、ろくろを回す時に水も加えながら調整するのですがその量も難しい・・・。
完成した作品は先生の窯で焼き、会社へお送りいただけるとのこと。
届くのが待ち遠しいです!

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夕食は先生おすすめの猪鍋のお店へ♪

そして、今回ご紹介しました上中剛司先生の作品は明日より始まりますホテルアートフェア、「KOGEI ART FAIR KANAZAWA」にてご紹介いたします!
金沢での展示はseekは初めてになります。
是非ご高覧いただけますと幸いです。