アマビエチャレンジ第4弾!

アマビエチャレンジ第4弾!

今回は古賀充さん、佐藤令奈さん、三浦麻梨乃さん、平子真理さんの作品をご紹介いたします。

古賀さんは水彩紙にアクリル絵具とコーヒーでアマビエを描いて頂きました。
コーヒーの色合いによりノスタルジックな雰囲気がありながらも、たくましく羽ばたく姿からは、当時存在したアマビエが蘇り現代に幸運をもたらしてくれているような気がします。
IMG_1315あまびえ2
古賀充 545×390 アマビエ

佐藤さんはパステルと色鉛筆で独自の世界観があふれるアマビエに仕上げて頂きました。
疫病を退治するアマビエの言い伝えがエンボス加工で文字となっております。
どっしりと構えたアマビエは力強くもあり、ゆったりとしたフォルムからは優しさも感じられます。
佐藤令奈
佐藤令奈 257×182 secret / pleasure -アマビエ-

三浦さんは銅板画で制作して頂きました。
本作品はウミガメ風の顔をしたアマビエです。ウミガメは産卵する時に涙を流すそうです。本作品では疫病により広まる人々の悲しみ、怒り、不安を涙で流し光で照らす。荒れる海を穏やかにする。人々の心をやわらげ、疫病を鎮静化し夜明けを告げる光景を表現しています。アマビエのウロコは吉祥紋様の青海波文を施し、「平和な暮らしへの願い」も込められています。頭上には使徒「カエル風アマビエ」がいます。世の中が無事カエルようにと祈りが込められています。
アマビエ
三浦麻梨乃 192×145 アマビエ -夜明けを告げる光の涙-

平子さんは金雲の中を駆け巡る神々しいアマビエに仕上げて頂きました。
アマビエが日本列島上空を駆け巡りますようにという願いが込められています。
平子真理130×180mmアマビエ金雲No.1
平子真理 13×18 アマビエ金雲No.1
平子真理140×180mmアマビエ金雲No.2
平子真理 14×18 アマビエ金雲No.2


先日よりご紹介させて頂いているアマビエ作品は6月1-6月3日までGallerySeekにて開催いたします
「コロナVSアマビエ」展に出品致します。

是非ご高覧くださいませ。

また、一部作品はアートコレクターズ6月号に掲載されております。
掲載作品のお問合せにつきましてはアートコレクターズの誌上頒布よりお申込みくださいませ。

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古賀充

古賀充

私の根底には常に同じテーマがあります。 それは空間・空気・時間・距離など、人が視ることができないもので、表現できないものを表現することです。モノを媒介にした現実的ではない表現ではなく、目とモノの間に確かに存在する無色透明を描き出すこと常に頭においています。

佐藤令奈

佐藤令奈

皮膚の薄いベールから透けて見える血管の危うさ、脆さ。一方でそれらが生み出すぬくもりやあたたかさ、常に相反するものを内包する人間はお互いをどこまで共有し合えるのでしょうか? あくまで【人体】をモチーフに、人の営み・フェティシズム・関係・距離感を描き続けています。