JP
EN
展示一覧
トピック一覧
アーティスト一覧
Gallery Seekについて
お問い合わせ
Ginza Gallery
VR Gallery
Home
Exhibition
Linda-女性像作品展ー
Linda-女性像作品展ー
2012/01/07 -2012/01/29
開催概要
場所
Gallery Seek (旧店舗)
アーティスト
加藤裕生 塩月悠 中上誠章 疋田正章 米村太一 平林孝央
タグ
内 容
若手作家の近作を中心に女性像の作品を展示致します。Lindaはスペイン語で美しいという意味です。それぞれの価値観や美意識で描かれた女性像を、この機会に是非ともご高覧下さいませ。
関連アーティスト
加藤裕生
加藤裕生
私が絵を描く時、自身の感覚としては発掘作業に近い。絵の中央を描く時には他の四隅に描く色はすでに決まっている。ぼんやりとした思い出を手に掴むような作業でもある。矛盾しているようだが意外とそうでもない。土を掘るように、水をすくうように一層一層、絵の具を重ねていく。
塩月悠
塩月悠
消しかけのモチーフやシミが思わぬ効果を生み、目や耳に飛び込んできたフレーズが作品を完成に導いてくれるといったスリリングな体験が、制作していく中で 多々あります。私はこうした「無駄」や「ノイズ」を大切にしたいと思っています。故意にいれた無数のヒビやキズもその一つであり、最近では異物や既製品を 貼り付けることもしばしばです。これからのテーマは作品や展示空間によって「些細な神話」を紡ぎ出すことです。
中上誠章
中上誠章
生命感と光の諧調の豊かさを持ち味として、人物や猫をモチーフに描く中上誠章(1961年生まれ)。その画面に捉えた季節が何なのか。女性なら、年齢の違いの良さが伝わるように。猫なら、家猫と野良猫の違いが、一瞬で感じられるように。画面の全てを色彩で捉えることにより、実際には油絵の匂いしかしないが、鑑賞者の想像力に訴えかけ、光の色や風の香りまで表現します。 生まれつき左利きだった中上誠章は、幼少時代に右利きに矯正され、20代後半までは右手で作品を描いていました。そうして描きあげられた作品に魅力を感じられず、筆を折ることばかり考えていましたが、クレーの「文字で汚れた右手では描かない」という言葉に出会い、生まれて初めて左手で描いてみたところ、味のあるニュアンスが画面に加わり、作品に生命感が生まれる様になりました。そこからは基礎的なデッサンを重ね、右手でも同様のニュアンスが画面に加えられる様になり、現在は両手で描き続けております。 構図や様式美への追求や、好きな作家に近づきたいというわけではなく、形や色の正確さに自らの感覚によるニュアンスを加え、モデルの美しさを拾い上げていく。下絵なしに描き始めることで、迷いや選択の中から自らも気づかなかった魅力を引き出す、生きた表現。それにより、正しさだけでは届かない、ニュアンスによる美へ近づいていきます。そうした積み重ねにより、ただ塗り分けるだけでは到達できない、強い生命感に支えられながら内在する、繊細さを備えたある種の脆さまでも描き出します。抜けるような白い肌でも、触れば温かみがあり、ざらつきがあり、息をしている。そんな当たり前のことを再確認しながら、そこに存在する“美”を描く。自らを不器用と語り、小細工もなく、正確な色や形にこだわりぬき得たニュアンスで到達した“美”へのアプローチ。流行のリアリズムとは異なる写実絵画を追求しています。 中上誠章 HP http://www7b.biglobe.ne.jp/~seisho/
疋田正章
疋田正章
猫や人物をモチーフにした作品を中心に制作しています。自分が心惹かれるもの、儚く美しいと感じるものを、自分自身のフィルターを通して作品に昇華することによって、誰かの琴線に触れることが出来たならと思います。 疋田正章 HP http://www.masaakihikida.com/
米村太一
米村太一
刻々と過ぎ、万物に多彩な変化をもたらす刻の流れ。そこに存在するもの達を、時に儚げに、時に優雅に描くことができればと思っています。 米村太一 HP https://www.yonemurataichi.com/
中村圭吾 個展
内田博個展