玉井伸弥は2018年に愛知県立芸術大学院を卒業したばかりの新進気鋭の日本画家です。伊藤若冲や俵屋宗達、竹内栖鳳など先人の巨匠たちへの憧れから始まった彼の作品。古い和紙を染め上げたという作風は一見古い水墨画のような印象を受けます。動物は人間のように思考が分からず、絵の中の動物に成り切って考えることが楽しいと語ります。どこかコミカルな魅力も感じさせる20余点を是非お楽しみくださいませ。