このたび、福岡では3年ぶりの個展開催となりました。 新しい季節がやってきて花が咲きその美しさに気づくと、いつも早く描かなければ、と思います。そして、時が過ぎて花が枯れ果てても、水は変わらずに在り揺らめいている。私にとって、それは安定した世界の景色であり、これからも永遠に続いて欲しいと思う希望の風景です。水の光が瞬き、刻一刻と変化し動き続ける光景を一枚の絵するということ。現実ではないけれど夢でもない、絵画の中の永遠性を求めて制作しています。(菅かおる)