以前より二面性、両義性のあるモノに惹かれ制作を続けてきた山崎有美。光と闇、生と死、はじまりと終わり・・・。それらを表現した、絹と和紙の二重構造の描き方は日本画の新しい境地を感じさせます。近年描かれている女性像は、女性の表面的な美しさだけでなく、内に秘めた強さやゆらゆらと漂う精神性が垣間見えます。GallerySeekでは初個展となる今回は、女性像、花、静物など約10余点を展示いたします。