小林英且 個展 -モノクローム-

開催概要

場所
Gallery Seek Ginza
アーティスト
タグ
作家来場日
作家来場日:11月20日(金)・21日(土)
内 容


東京藝術大学デザイン科出身で、画家・中島千波にも師事した小林英且。女性や動物を中心に好奇心を源とし、記憶や時間など、眼に見えない事象に迫る作品を制作しています。それらの作品はデザインを勉強してきた者ならではの、装飾性に富んだ美しい世界観が広がります。4年ぶりとなる今回の個展では、サブタイトルにある「モノクローム」をテーマに、全て鉛筆による表現で展示いたします。誰もが使用した事のある身近な用具である鉛筆。彼にとって、鉛筆は美術の道を志した時に始めたデッサンを想い起こさせる存在でした。改めて原点回帰をして表現する事で、新たな発見をしたいという想いが、今回の個展には込められています。海の水面から深海の奥深くまで潜るダイバーのように、同じモノクロームの世界でありながら、目当ての色が見つかるまで、少しずつ何層もの色を重ねていきます。そんな作品たちをずっと眺めていると、ないはずの色が見えてくるかもしれません。新作10余点をどうぞお楽しみくださいませ。