古賀充 -スーパーオブジェクト-

開催概要

場所
Gallery Seek Ginza
アーティスト
古賀充
タグ
作家来場日
7月9日(土)・10日(日)
内 容

空間・空気・時間・距離など、人が視ることができないものを、鉛筆画によって表現する古賀充。始めは「空間」について、”何もない虚無の部分の事”という単純なテーマを掲げ、空間自体を問う作品を描いていました。後に時間、存在の方面から空間について模索したり、主観と客観、生命、その他日常起こりうる当たり前について疑問をいだき、それを最終的に「空間とは何か」という大きなテーマに繋げようとしています。近年は、「空間とはすべてのそれ以外」と目標を定め、「空間」の逆としている「存在」についてを問い続けています。いつか存在について腑に落ちる答えが得られれば空間は単純に今までやってきたことの逆なのだと理解できるからです。今回の個展も存在に対しての研究の一部であり、「スーパーオブジェクト」(超客体)と題し、存在のもつ最新の情報を知るための方法として様々な対象に対して客観し、その客観対象を新たに主観として再構築した作品になります。

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