五月女佳織 日本画展 -うつろいの庭-

開催概要

場所
東武百貨店池袋店 6階1番地 アートギャラリー
アーティスト
五月女佳織
タグ
作家来場日
作家来場日:4月28日(木)・29日(金)・30日(土)・5月1日(日)
各日13:00~17:00
内 容


藤棚、牡丹30株、エンゼルトランペット、椿や梅や桜に水仙、柿や栗の木、スイカやかぼちゃ畑・・・たくさんの植物がある環境で育った五月女佳織。自然と、小さいころから植物の絵を描くようになり、それらに集まってくる小さい生き物とも慣れ親しんできました。 植物に対して五月女はこう語ります。『時にはエネルギー溢れるばかりにたくましく咲き誇り、時には繊細に儚く散ってしまう。 癒しであったり圧倒される存在だったりと1年を通して様々な表情を見せてくれます。 そんな一瞬一瞬を閉じ込めたい。 その表情は、自分を投影しているのかもしれません。 私の理想の箱庭では、今を盛りと花々が艶やかに咲き誇っています。』小さな、あまり深くない箱の中に木や人形のほか、橋や船などの景観を構成する様々な要素のミニチュアを配して、庭園や名勝など絵画的な光景を模擬的に造り、楽しむものとされた“箱庭”。五月女も、昔から理想の“箱庭“を心の中で思い描き、そこでは時間は関係なく、好きな花々が咲き誇っています。そんな感覚を、作品を通じて多くの人に共感して欲しいと思いながら制作しています。絹や和紙などを用い、伝統的な日本画技法を用いながらも、構図やモチーフに関しては、植物と寄り添い、愛でてきた自らの感性に従って描く、伝統技法と現代的センスを兼ね備えた五月女佳織の“箱庭”を、ぜひお楽しみくださいませ。

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