僕は絵の上手さというのは写実性だと思っています。いかにリアルに描けるか。
これは僕が幼少の頃から写真のような絵を上手い絵だと思ってきた事に起因しており、今でも技術的には写実性を高めて行きたいと考えて練習しています。
でも写実性の高い上手い絵が良い絵かと言うと、必ずしもそうではないと考えています。写実性が全てだったら写真に勝るものはないですから。
僕は見る人の想像力を掻き立てる絵が良い絵だと思っています。
人は想像力を掻き立てられたい生き物だと思うんです。
なぜなら人は人生が想像力次第でどうにでもなる事を知っているから。
僕は絵に想像力を育んできてもらった人間なので、自分の絵が誰かの創造力に刺激を与えられるような画家になりたい。
イマジネーションをクリアに表現するためにはしっかりとした基礎技術が大切だと考えています。技術不足のせいで自分の頭の中のイメージを十分に紙に表現しきれない時ほど悔しいことはありませんから。
また、基礎をおろそかにしないことは私にとって自分を活かしてくれる絵に対する最低限のマナーであり、誠実さだとも考えています。
力のある作品を目指して、日々絵を描いています。
田中ラオウ HP
1985年生まれ。
北海道札幌市出身。
北海道造形デザイン専門学校卒。
2006年 東京にてカリカチュアアーティストとしてのキャリアをスタート。
2014年 米ネバダ州にて行われたカリカチュアの世界大会【ISCA convention】で優勝。
カリカチュア世界王者となる。
2016年 主に動物画を描く画家に転身。
2020年 仙台三越にて個展【田中ラオウ絵画展〜虎は風に従う〜】を開催。
最新デバイスを使ったイラストレーションのデモンストレーターとしても各種イベントに登壇しており、2019年Adobe Japan Prerelease Advisor就任。
ロサンゼルスにて行われた世界最大のクリエイターの祭典【Adobe MAX】にて、この年唯一の日本人によるセッション【Adobe Fresco Dojo:Japanese Blackbelt Illustrators Draw Live】に登壇。
Apple丸の内店にて、iPad artのワークショップ【Today at Apple】に2度登壇。
メディア出演多数。
日本テレビ「ヒルナンデス!」、NHK Eテレ「天才てれびくんYOU」、フジテレビ「笑っていいとも!」、TBS「志村けんだよ大集合!」、TBS「カバン持ちさせてください」、CBC「本能Z」、AbemaTV「内田理央のオタカレ募集中!」、TOKYO MX「東京号泣教室」、等。
笑っていいとも似顔絵コンテスト2度優勝。
ヒルナンデス!似顔絵コンテスト優勝。
武蔵野美術大学永山裕子クラス、ゲスト講師。
現在日本最大級のオウンドメディアLIGブログにて連載記事を執筆中。
Awards
カリカチュア世界大会ISCA Convention2014 in Nevada
・誇張部門 優勝
・総合caricaturist of the year 優勝
カリカチュア日本大会 Japan Grand prix in Kyoto
・誇張部門 優勝
カリカチュア世界大会ISCA Convention2011 in Florida
・誇張部門 優勝
・ベストライクネス部門 優勝
カリカチュア世界大会ISCA Convention2009 in North Carolina
・誇張部門 優勝
カリカチュア日本大会ISCA MINICON2009 in Asakusa
・誇張部門 優勝
ROUSE