東京藝術大学を経て1971年のイタリア留学によってアフレスコ(壁画技法)をさらに深め、帰国後、歴代最年少にて画家の登龍門である安井賞を受賞。多彩な技法を駆使し、エネルギーに満ちあふれた独自の画風を確立した。現在はシュルレアリスムと抽象表現主義を総合したような画面構成に漫画的吹き出しを組み込む事で、現代的な具象画の探求を行っている。1997年には長野冬季オリンピック・ポスターの原画制作、2008年には渋谷駅の壁面にパブリック・アートを設置、2014年には文化功労者に選出され、美術と社会を結びつける幅広い活動も行っている。
1943年 奈良県に生まれる
東京芸術大学大学院修了
渡伊しヴェネツィア・アカデミア入学。アフレスコ画を研究
絹谷幸二賞が毎日新聞社主催で創設される
長野冬季五輪公式ポスター原画制作
東京芸術大学名誉教授 大阪芸術大学教授
文化功労者 文化勲章受章
天空日月飛龍不二