Takeshi Harada at Gallery Seek Booth F02 — Affordable Art Fair Hong Kong 2026
タイトル: 【AAFHK2026 #2】金属で記憶を再構築する──原田 武 香港出品作 14点紹介
5月14日(木)〜17日(日)、香港コンベンション&エキシビションセンター(HKCEC)で開催される Affordable Art Fair Hong Kong 2026 に、Gallery Seek が Booth F02 で出展しています。今回はそこに出品する4作家のひとり、原田 武(Takeshi Harada, 1984年愛知県生まれ)をご紹介します。
【略歴】広島市立大学大学院 芸術学研究科 造形計画専攻 金属造形分野 修了。Tokyo Midtown Award 2014 アートコンペで グランプリ を受賞した金工作家です。広島県安芸高田市を拠点に活動しています。
【作風】銅・真鍮・銀・漆・色箔を、伝統的な金工三技法──鍛金・彫金・鋳金──で自在に操り、「子どもの頃に自然の中で動植物を夢中で観察した記憶」を金属で立体として再構築します。本人いわく「写実的であることに重きは置いていない」が、記憶を手繰り寄せる過程で自然と写実性が立ち上がる、というスタンス。塗料は一切使わず、すべての色は金属の化学変化(硫化カリウムによる黒化・火焔酸化による発色)や合金化で生み出されます。
【近年の展開】「scenery」をテーマに、香炉や箱物・蓋物といった〈用がある物〉のなかに身近な動植物の情景を閉じ込める作品が中心。一見すると彫刻にしか見えませんが、蓋を開ければ実際にお香が焚けたり、物を入れたりできる──「気づいたときの楽しさ」を意図した遊び心が原田作品の特徴です。
【AAFHK2026 出品作 14点・価格帯 HKD 4,053 – 42,842】
▶ Trace(跡)/ 2024 / H44×W30×D30cm / HKD 42,842 ─ 銅・銀・真鍮・鉄・錫・色箔を駆使した重量感ある一作。複数の金属が交わり、時を経て残された「跡」を立体として刻む。
▶ spring -Dandelion and Japanese Five-lined Skink Three-legged Incense Burner-(陽春 -蒲公英と日本蜥蜴図三足香炉-)/ 2025 / H14×W12×D13cm / HKD 26,053 ─ 蒲公英と日本蜥蜴をあしらった三足香炉。「用のある作品」シリーズの代表作。
▶ Summer Night(夏夜)/ 2025 / H26×W15×D9cm / HKD 18,526 ─ 銀箔がほのかに光を帯び、夏の夜気をたたえる。少年の日に見上げた夏の夜の気配。
▶ Late Summer(晩夏)/ 2025 / H26×W15×D9cm / HKD 18,526 ─ 銀箔と銅箔が交差し、過ぎゆく夏の名残を映し出す情景。
ほか、Swallowtail butterfly(鳳蝶)、Moonlight Spider's Thread(月影の糸)、My pudding a la mode、My canelé(2サイズ)、Road(道路)、A break in the rainy season(梅雨晴れ)など、HKD 4,000台のスタディサイズから 40,000台の主力作品まで14点を出品しています。
【会期・会場】
- Affordable Art Fair Hong Kong 2026
- 2026年5月14日(木) Private View – 17日(日)
- 一般公開:15(金) 12:00-20:00 / 16(土) 10:00-19:00 / 17(日) 10:00-19:00
- Hong Kong Convention & Exhibition Centre (HKCEC)
- Gallery Seek Booth F02
▶ 作品詳細・お問い合わせ:https://art-scenes.net/ja/artworks/42655