GLITCHの内側、泡が舌に触れる——Akira Terada × Haruna ルカフェ コラボイベントレポート
GLITCHの内側、泡が舌に触れる——Akira Terada × Haruna ルカフェ コラボイベントレポート
2026年5月23日、Gallery Seek(カレッタ汐留 B1F)にて、Akira Terada × Haruna ルカフェ コラボイベントが開催された。
プロジェクターがAkira Teradaの作品世界を壁面に投影し、空間そのものがGLITCHの内部へと変容した。来場者はその歪みの中に身を置きながら、Haruna ルカフェのティースパークリングのグラスを傾けた。
Akira Teradaは1996年大阪府生まれのPhoto Glitch Artist。1枚の写真を範囲選択し、回転・反転・歪曲・積層する独自の手法で、事象の裏側に潜む世界——GLITCHを出力し続けている。第3回 ARTIST NEW GATEにおいて史上初のデジタル作品として受賞、ANA GranWhale NFT、New York Times Square大型モニター、カサ・ミラ、ART FAIR TOKYOなど国内外で発表を重ねてきた作家である。
今回提供されたのは、五感でお茶を楽しむHaruna ルカフェのコンセプトから生まれたノンアルコールのティースパークリング2種。静岡県産の深蒸し緑茶にシャルドネ果汁を重ねた緑茶スパークリングと、ダージリン茶葉にベルガモットの香りを纏わせた紅茶スパークリング。泡がひと粒ずつ舌に弾ける感触は、視界を覆う回転・反転・積層の映像と重なり、「事象・世界の反転/歪み/積層」というAkira Terada作品の根幹を身体感覚で追体験する構造を生み出していた。
五感でお茶を楽しむルカフェの思想と、写真を解体し再構築するAkira Teradaの制作哲学。この二つの交差は、味覚と嗅覚を作品世界へのもう一つの入り口として開くものだった。
個展「THE GLITCH -Assemblage-」は2026年5月30日(金)まで、Gallery Seek(カレッタ汐留 B1F)にて開催中。様々な世界線が交錯し再構築された「群勢」の空間を、ぜひご自身の五感で。
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