Gaze and Time: Kenta Nakajima’s First Shizuoka Solo Exhibition Opens at the Sunpu Museum

2026.07.14

中島健太展ー眼差しと時間ー

眼差しと時間——「完売画家」中島健太、静岡初の個展が駿府博物館で開幕

制作した1,000点以上の作品がすべて完売し、「完売画家」と称される洋画家・中島健太。その静岡初となる個展「中島健太展ー眼差しと時間ー」が、2026年7月18日より駿府博物館で開催されます。

中島は大学3年でのプロデビュー以来、24歳で日本最大の総合美術展覧会「日展」に初出品し、最年少で特選を受賞しました。2014年にも特選を受賞し、20代で二度の特選という、昭和の巨匠・小磯良平以来の快挙を達成。現在は日展洋画部門の最年少会員として活動しています。

人物画において中島が選ぶのは、「気づくと目で追ってしまう」ような引力を宿す人物です。これまで数々の著名人を描き、近年は俳優・大沢たかおに深く感銘を受け、自身初の男性像であり画業最大となる120号の大作『忘れえぬひと』を発表、大きな反響を呼びました。

本展では、写実で女性像を描く「人物」に加え、幾層もの絵具が無限の表情を映す『匿名の地平線(海)』、金地に薔薇が舞う『機縁の華(花)』を一堂に展観。学生時代の作品から最新作までを通して、画家の歩みと現在地をたどることができます。

画像が瞬時に量産される現代において、複製のきかない手書きの一枚として、時間を超えて想いを届けようとする——その静かな執念に、ぜひ会場で触れてください。

会期:2026年7月18日(土)〜9月23日(水・祝)/会場:駿府博物館(静岡市駿河区登呂)