機縁の華

2026.08.12
機縁の華

機縁の華

機縁の華、すれ違いの中の奇跡
静岡・駿府博物館で開催中の「中島健太展 -眼差しと時間-」(会期:2026年7月18日〜9月23日)から、中島健太の代表シリーズ「機縁の華」を紹介する動画を公開した。
このシリーズで中島は、白を張ったパネルに花を描き、それをスプレーで消し、また上から花を描くという工程を繰り返す。それによって花と花が奥行きを持ちながら重なり合っていくという。
「同じ場所にいても、時間が違ってしまえばすれ違ってしまう」――そのすれ違いの中で起きる奇跡のような巡り合わせを、中島は「縁」と呼び、花に託して描いてきた。これまでに1500点以上を描き、そのすべてに縁があったからこそ今も制作を続けていられる、と本人は語る。人生の中で出会う縁は3万人ともいわれるが、その中の一人、その中の一枚に自分の作品がなれたら、と中島は願っている。