作品について
【作品について】 金箔を全面に敷いた屏風に、風神と雷神を志水堅二の代名詞であるキャラクター「ブリドリー」の姿で描いた大作です。右隻に連太鼓を背負う雷神、左隻に緑の風袋を携える風神を配し、俵屋宗達以来の風神雷神図の系譜を、現代のキャラクター表現へと大胆に翻案しています。金地に墨のたらし込みで雲を沈め、古典の様式美とポップな造形が違和感なく溶け合います。 【見どころ】 ブリドリーは「ブリキの鳥」と人形(ドール)を掛け合わせた、時間の象徴として描かれる作家の分身です。鳳凰や龍など神獣にも姿を変え、制約のなかでも前へ進もうとする気高さを宿します。金箔と墨の対比、風袋につらなる赤い珠と雷神の連太鼓の造形にご注目ください。
志水堅二の作品