作品について
純銀と銅を素地とし、有線七宝の技法で仕上げられた一作。極細の銀線を一本ずつ立てて文様を象る植線ののち、透明釉を幾層にも焼き重ね、研磨を最小限にとどめることで銀線が表面からわずかに隆起し、光の角度に応じて繊細な陰影が移ろう。透明釉の下に純銀の白い地肌が透け、植線が描く文様の稜線と素地の輝きが互いに呼応する。宝石を意味する「GEMME」の名にふさわしい、釉薬と金属が一体となった鉱物的な存在感を静かに湛えている。
古川千夏の作品
作品について
純銀と銅を素地とし、有線七宝の技法で仕上げられた一作。極細の銀線を一本ずつ立てて文様を象る植線ののち、透明釉を幾層にも焼き重ね、研磨を最小限にとどめることで銀線が表面からわずかに隆起し、光の角度に応じて繊細な陰影が移ろう。透明釉の下に純銀の白い地肌が透け、植線が描く文様の稜線と素地の輝きが互いに呼応する。宝石を意味する「GEMME」の名にふさわしい、釉薬と金属が一体となった鉱物的な存在感を静かに湛えている。
古川千夏の作品