作品について
真鍮、銀、銅の板を鍛金・彫金で成形し、三本の脚が支える小さな香炉に蛙と紫陽花の情景を凝縮した作品。錫粉や色箔による表面処理が、梅雨明けの湿った光を金属の肌に定着させている。塗料を用いず化学着色と火焔酸化で得られた色調は、子供時代に見た雨上がりの庭先の記憶を静止した立体として再構築するという制作姿勢を体現し、外観からは香炉と気づかない仕掛けが日常の道具に潜む発見の喜びを促す。
原田武の作品
作品について
真鍮、銀、銅の板を鍛金・彫金で成形し、三本の脚が支える小さな香炉に蛙と紫陽花の情景を凝縮した作品。錫粉や色箔による表面処理が、梅雨明けの湿った光を金属の肌に定着させている。塗料を用いず化学着色と火焔酸化で得られた色調は、子供時代に見た雨上がりの庭先の記憶を静止した立体として再構築するという制作姿勢を体現し、外観からは香炉と気づかない仕掛けが日常の道具に潜む発見の喜びを促す。
原田武の作品