作品について
雲肌麻紙の柔らかな地肌の上に、岩絵具の粒子が水中に漂う花の姿を静かに浮かび上がらせる。月光を思わせる淡い光が画面全体を包み、花弁は水の揺らぎとともに輪郭を溶かしながら存在している。幼少期の金魚鉢の記憶を原点に水と花を描き続ける作家の、具象と抽象の境を漂う一作であり、水中という不確かな空間に花の生命を託す静謐な画面が成立している。
菅かおるの作品
作品について
雲肌麻紙の柔らかな地肌の上に、岩絵具の粒子が水中に漂う花の姿を静かに浮かび上がらせる。月光を思わせる淡い光が画面全体を包み、花弁は水の揺らぎとともに輪郭を溶かしながら存在している。幼少期の金魚鉢の記憶を原点に水と花を描き続ける作家の、具象と抽象の境を漂う一作であり、水中という不確かな空間に花の生命を託す静謐な画面が成立している。
菅かおるの作品