作品について
雲肌麻紙の柔らかな地肌の上に岩絵具で描かれたジョウビタキが、円形の構図——「環」——の内側に佇む。鳥の羽毛の橙と灰褐色が岩絵具の粒子感とともに静かに発色し、環の縁が画中世界と鑑賞者の空間を隔てる境界として機能する。幼少期の水面体験を起点に水と生きものを見つめ続ける作家が、花鳥と円形画面を組み合わせる「環の中の…」シリーズの一点として、小さな野鳥の存在をひとつの宇宙に封じ込めた作品である。
菅かおるの作品
作品について
雲肌麻紙の柔らかな地肌の上に岩絵具で描かれたジョウビタキが、円形の構図——「環」——の内側に佇む。鳥の羽毛の橙と灰褐色が岩絵具の粒子感とともに静かに発色し、環の縁が画中世界と鑑賞者の空間を隔てる境界として機能する。幼少期の水面体験を起点に水と生きものを見つめ続ける作家が、花鳥と円形画面を組み合わせる「環の中の…」シリーズの一点として、小さな野鳥の存在をひとつの宇宙に封じ込めた作品である。
菅かおるの作品