原田武 Takeshi Harada
銀杏と蜘蛛
Ginkgo and Spider
| 制作年 | 2024 |
|---|---|
| 技法 | 銀、真鍮、金泥、ステンレス |
| サイズ | H50 × W70 × D10 mm |
| 作品タイプ | ユニーク |
SOLD
作品について
銀杏の葉と蜘蛛という身近な自然の一場面を、銀や真鍮、ステンレスといった金属素材で精緻に立ち上げた小品。原田武は子供の頃に動植物を観察した記憶を制作の起点とし、記憶の中で静止したイメージを金属によって再構築する。本作では鍛金・彫金の技法に加え、金泥を用いることで銀杏の色味を塗料に頼らず表現している。掌に収まるほどの小さな世界に、葉脈や蜘蛛の繊細な造形が凝縮されている。 銀と真鍮で構成された掌に収まるほどの小品に、銀杏の葉と蜘蛛という二つのモチーフが凝縮されている。金泥による繊細な色の変化が葉脈や蜘蛛の肢の質感を際立たせ、ステンレスの硬質な支持構造との対比が緊張感を生む。子供の頃に目を凝らした自然の記憶を金属で立体化するという制作姿勢が、この小さな世界の中に静かに結実している。
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