原田武の作品一覧

原田武 Takeshi Harada

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制作年2024
技法銅、真鍮、黒檀、金箔、色箔
サイズH305 × W100 × D80 mm
作品タイプユニーク
SOLD

作品について

銅や真鍮の金属素材に黒檀を組み合わせ、金箔と色箔による繊細な色彩を纏った立体作品。原田武は鍛金・彫金・鋳金の伝統的金工技法を駆使し、塗料を用いず化学着色や火焔酸化によって金属固有の色を引き出す。幼少期の自然体験に根ざす「郷愁」を制作の核としながら、身近な世界の記憶を金属によって静止した形へと再構築する。本作では木と金属という異なる質感の対話が、素材そのものの存在感を静かに際立たせている。 銅と真鍮による構造体の頂部に金箔と色箔が施され、黒檀の深い色調が金属の光沢と静かに対峙する。鍛金や彫金の技法で成形された表面には、化学着色によるものと思われる微妙な色調の変化が認められ、素材そのものが纏う時間の層が可視化されている。幼少期の記憶を手繰り寄せるように日常の断片を金属で再構築する制作姿勢が、頂を意味するタイトルとともに凝縮された一作である。

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