中村祐子

ARTIST

中村祐子

Yuko Nakamura

PROFILE

中村 祐子 Yuko Nakamura 1977年 東京都出身 2010年 東京藝術大学大学院 博士課程 文化財保存学保存修復日本画修了 野村賞 博士修了作品買い上げ 2012年 絵の現在 第40回選抜展 銅賞 2015年 郷さくら美術館 桜花賞展 出品 2016年 伊藤忠商事株式会社企業カレンダー採用 2017年 高砂香料工業カレンダー採用 心に残る和の年賀状戌年版年賀状デザイン採用 2011年~2019年 東京藝術大学大学美術館非常勤講師 日本には豊かな四季があり、身近な四季を彩る美しい草花や、そこに寄り添う小さな生命から、そのうつろいを感じることができます。中村祐子は、鎌倉時代の仏画の研究を通じて学んだ古典技法・截金や、日本画の伝統的な画材である金箔や雲母などを用い、光の輝きを画面に取り入れ、四季の中で息づく生命の輝きを、優しくあたたかな眼差しで描いています。 截金は、飛鳥時代に仏教とともに大陸より伝えられた後、鎌倉時代に最盛を迎え、多くの仏教美術に用いられ、独自の発展を遂げました。金属箔を何枚か焼き合わせ、厚みを持たせた後、竹刀で切り、筆端につけて貼るこの技法は、仏教美術の凋落や金泥の出現などで衰退して、その名称も忘れ去られていきました。その後重要無形文化財に認定された江里佐代子氏をはじめ、その技法を広めるため、茶道具や工芸品にも応用され、再び脚光を浴びている、数百年もの間変わらぬ技法です。 伝統的な花鳥画という画題に古典的な技法を用い、その中から新しい表現を追求し続けることで、植物や生き物という現実的なモチーフが、作品の中でうまく融合した世界を創り出します。

WORKS

42 works