都市の風景には違和感やノイズ、電波など「目に見えないモノ」が溢れており、世界は常にバグり続けている。それにも関わらず、私達は見慣れすぎた風景に潜むノイズを見ることができない。
都市の中の私たちが日頃なんとなく感じているズレや違和感、ノイズといった普段見えていないものが、仮に見える様になるとしたら?そういったノイズが可視化される事で、昨日まで私たちが何気なく見慣れていた風景は一変し、全く違う風景・都市に見えてくる。それこそが豊かさであり面白さでもあります。
技法としては「範囲選択」と「範囲選択内の反転・回転」というシンプルな技法に拘っています。「シンプルな技法を用いて複雑なものを作る」ことが大事であると考えており、それはデザインもアートも同じであると考えています。なぜなら技法を鑑賞者に伝える時にシンプルな技法であると、説明を聞いた瞬間に理解し頭の中で見慣れた風景を一部範囲選択→回転・反転を行うことでき、私は「見慣れた風景が回転と反転でどんどん変化していく過程の斬新さや豊かさ、面白さ」を共有するためです。
1996年大阪府生まれ
近畿大学大学院総合理工学研究科建築デザイン専攻修士課程修了
2022年2月からPhoto Glith ARTISTとして活動開始
mads art galleryにてイタリア、スペイン、メタバースでギャラリー参加。
GEISAI22に参加
Holographic Divers(c)ity-4